小林紀由研究室

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zoom RSS 「聖なるもの」と権力

<<   作成日時 : 2015/10/24 08:51   >>

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何か ーそれがモノであれ、ヒトであれ、時間や場所であれー 何かを特別なものとして他から分離するとき、そこに「聖」がうまれる。

何かを特別なものにするのは、集団であり、特にその集団の権力構造が何を特別とするかに深くかかわっている。

特別な場所を「聖地」とし、特別な時間を「儀式の時間」とし、特別なものを「聖物」とし、特別な人を「聖人」とし、特別な文書を「聖典」とし、特別な理念を神聖視し、特別な伝承を不可侵の文化とする、などなど。

「聖なるもの」を何か崇高なものなどと考え、人間精神の生み出した貴重な遺産などといったように考えるロマンチックな考え方は事実を見誤りかねない。

「聖なるもの」はまずは集団の権力構造の所産なのだと考えるべきなのだと思う。

何かを「聖なるもの」とすることは、他のものを俗なる、一段劣ったものとみなすことでもあり、またしばしば特に劣ったもの(負の聖)をもつくりだす。

つまり、何かを「聖なるもの」とすることは、何かを排除することにつながる。

排除をつくらない社会が望ましい。

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